「またやってしまった…」職場でやらかした際、そのショックや不安で次の日に職場へ行きたくなくなりますよね。人なので誰でも失敗はしますが、その後のミス対応が今後に大きく影響します。
本記事では、ミスの原因を振り返り、正しく対処する方法について解説します。職場でミスをして落ち込んでいる方は読んでいってください。
私が仕事でやらかした原因

まず最初に私が仕事でやらかしたことを2個ご紹介します。
・納期を間違えた
・メールの宛先を間違えた
納期を間違えた
まずは私が納期を間違えた話です。本来クライアントに提出する日より約1週間も予定を誤って認識していたのです。実際の納期に気が付いたのは、本来の納期の2日前でした。
納期を間違えたことに気が付いた際の状況としては、プロジェクトの進捗が80%程度、残りの作業は最低4日必要でした。
この時の心境は、かなりショックでしたし、もう何もかもが嫌でした。
一旦、すぐに上司に相談をして、顧客へ事情を説明し、結果としてクライアントは事情を見通し、納期を遅らせてくれました。
メールの宛先を間違えた
次に、A株式会社に送るはずのメールを間違えてB株式会社に送ってしまった件についてお話します。このミスは、単純にメールの宛先を間違えたというものです。
LINEで送信先を間違えて「間違えた!てへぺろ(*´ω`)」のような話ではなく、仕事では取引先の情報や機密情報、リリース前の商品情報など、絶対に外部に漏れはいけないデータがあります。
さらに、誤送信されたB社の立場からすると、「こんなにセキュリティが甘い会社と取引していて大丈夫なのか?」と思われる。
幸運なことに、今回送信した内容はリリース前の商品情報などの機密性の高いデータではなく、ほんの少し漏洩してもリスクがない内容でした。
上司には事情を説明し、A会社とB会社には私から直接謝罪を行い、無事に解決することができました。
このように仕事でやらかしてしまうと誰でも落ち込みますし、次のようになる可能性が高いでしょう。
会社に行きたくないと感じる心理状況

・ミスへの恐怖
・社員に迷惑をかけたと感じる
自分には向いていない仕事なのかも
ミスへの恐怖
仕事で大きなミスをしてしまった場合、「また同じミスをしてしまうかもしれない」と感じる人は多いと思います。
実際に私も思いました。
この不安から、自分に自信が無くなり、会社に行きたくないと感じるようになります。周りは「切り替えていこう!」と言ってくれますが、自信が無くなり前向きに物事を捉えられない状況になります。
社員に迷惑をかけたと感じる
また、業務でやらかしたことによって、上司やメンバーなどの社員に迷惑をかけ罪悪感を感じる人も多いのではないでしょうか。
このような周りへの罪悪感や評価が気になって、会社へ行きたくなくなります。
自分には向いていない仕事なのかも
そして、いまの仕事は自分に向いていないのでは?と感じます。誰でも仕事でミスはするといっても、「こんな簡単なことで?」「重要な顧客への信頼を無くした」などミスの度合いや人によっても捉え方は違います。
しかし、そのように感じるのは自然なことです。仕事に対する責任感が強いので、自分の失敗を深く受け止め、結果的に「この仕事に向いていないのではないか」と思います。
自分に向いていない仕事とは?
- 業務内容に興味を持たない
- 達成感を感じられない
- 仕事のスキルが合わない
上記などがあげられます。
プレッシャーから「向いていない」そういう感情が一時的なものであれば、今後の成長やスキル向上によって乗り越えられる可能性があります。
仕事に向いていないから仕事を辞める!と考えずに、冷静に原因を見つめなおし、ミスを成長の糧として前向きに受け止めることを大切です。
仕事でやらかした時の対処法

仕事でミスをしたときに1番大事なのは、ミス対応です。身近な例でたとえると、SNSの投稿で間違えた時は、なんでこんなミスを起こしたんだ!など考えずに、「投稿の編集」・「投稿を削除」をする選択を取りますよね。
このようにミスを振り返ったり原因を探すよりも、まずはミスの対応をしなければなりません。
ミス対応の手順
仕事でやらかした時は、冷静に以下の対応をしよう!
- 上司に状況を報告
- 上司やメンバーと対策を考え実行
- ミスの原因を振り返る
- 同じミスを防ぐための対策
クライアントにも報告が必要な場合は、上司に状況を報告して対策を考え後に謝罪をして、対策を共有しましょう。
今の仕事が合わないと感じたら?

仕事でミスが続いたり、何回も同じことでやらかした場合は、今の仕事があってないのかもしれません。 特に、努力をしても改善が見られなかったり、業務に対してストレスや苦痛を感じ続けるようなら、仕事内容や職場環境が自分に合っていない可能性があります。
このような状況が続くと、モチベーションが低下しがちです。 しかし、それは一時的に「自分の能力が低い」というわけではなく、適性や環境が問題であることもあります。次の選択肢を考えることで、自分に合った仕事を見つけ、活躍できる場を広げることが大切です。
転職も手段の一つ
今の仕事が本当に合っていない場合は、転職を考えるのは一時逃避ではありません。 仕事で同じミスが続いたり、やる気が湧かない時は、自分に合った環境を見つけるための転機かもしれません。
人生の大部分を占める「仕事」だからこそ、自分にフィットした場所で成長し、やりがいを感じることはとても重要です。
転職を考える際、次に重要なのは「どの方法で転職活動を行うか」という点だ。 転職市場には、主に転職サイト(求人サイト)と転職エージェントという2つの主要な手段があります。
それぞれに独自のメリットがあり、求めるサポートの内容や転職活動の進め方によって異なります。次の記事では、転職エージェントを利用するメリットとデメリットを本音で解説しています。ぜひご覧ください。
まとめ:仕事やらかした。行きたくない
仕事でやらかして落ち込んでいるときは、「会社に行きたくない」、「仕事がつらい」と感じることは誰にでもあります。
ミスをした時は冷静に状況を報告し、対策を考えましょう!
次に、自分が感じている「会社に行きたくない」という感情は、短期的なものかもしれません。不安を乗り越えるためには時間で解決、自己分析、または転職を考えるのも選択肢の一つです。
失敗を成長と学びの機会として捉え、新たなスタートを切ることが大事です。どんな状況でも前向きに対処しましょう!